2008年11月03日

福島県の農業

養蚕大国から果物大国へ

・福島市を中心とする 福島盆地 は 桃、梨、林檎などの果樹栽培が盛んで 「 果物大国 」 と呼ばれています。

大正時代、福島盆地には桑畑が広がり、養蚕が盛んな土地でした。
明治から大正に掛けて福島の生糸は国際的商品として活躍しました。
「 蚕種屋 ( さんたねや ) 」と呼ばれる農家に蚕の種を売る業者が800軒あり品種改良を行ってきました。
養蚕農家に対して指導も行い、蚕部屋の温度の管理から、桑の葉を与える回数まで記された
細かなマニュアル 「 蚕當計秘訣 ( さんとうけいひけつ ) 」 まで作成されました。

・明治32 (1899)年には 取引に必要な現金を確保するため東北初の日本銀行の出張所まで置かれ、
開設時に、当時の県予算額と同じ105万円が置かれました。

しかし、昭和4年に世界恐慌が起こり、その影響で生糸は半額以下まで値を下げました。
取引先を失った銀行は次々と潰れ、当時福島に 42 軒もあった銀行は 11 軒にまで減少しました。
続けて昭和6年には冷害の影響で凶作となり、養蚕に見切りをつけた農家は果樹栽培へと力を注ぐ事となったのです。
posted by KANCHI at 12:56| Comment(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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